- どんちょう
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どんちょう【曇徴】高句麗の僧。 610年渡来。 五経に詳しく, また彩色・紙墨の製法や碾臼(ヒキウス)を伝えたという。 生没年未詳。IIどんちょう【緞帳】(1)現代の劇場で, 舞台と客席とを仕切る, 地の厚い絵入りや模様入りの上下に開閉する幕。 緞帳幕。→ 引き幕(2)江戸時代, 引き幕の使用が許されなかった小芝居や臨時の小屋掛け芝居で用いた, 上下に開閉する粗末な幕。(3)厚地の模様入りの布。 帳(トバリ)などに用いる。(4)「緞帳芝居」「緞帳役者」の略。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.